こんにちは、FUKASEです。
今日は癖でお悩みのお客様(ショートヘア)の実例を元に解説していきます。
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こちらがご来店時の状態です。
二ヶ月ぶりの美容室で予約内容はカット+カラーです。
今回私は初めて担当させて頂くお客様だったので、少し丁寧に(5~10分程度)カウンセリングをしていきます。
【お客様のご要望】
○癖と量で襟足が重い
○退色してしまった色を綺麗にしたい
私がカウンセリング時に大事にしているのは、お客様の”第一声に耳を傾ける”と言うことです。
あまり明確な要望がない方もいらっしゃいますが、カウンセリングの最初に要望がある場合は一番最初に喋った内容にフォーカスして相談を進展させていきます。
大体のお客様は数あるお悩みの中でも一番気になっている事を解決出来れば、全体の80%位は解決出来たも同然であると考えるからです。
レザーカットと言うハサミを使わない方法とは
『今回は癖と量で襟足が重たい』と言うお悩みでしたので襟足を拝見しました。

この様に、襟足の一番生え際部分が上に向かって生えています。
このような場合の解決方法は2パターンあります。
①上むきに生えている部分を短く刈り込んでしまう
②上から髪の毛を被せて重みで潰してしまう
これらの解決方法を同時に素早く行うことが出来る技法にレザーカットと言う方法があります。
レザー…カミソリのような道具で髪の毛を削ぎ取るように切る道具

after

こんな感じに収まりました。
髪の毛というのは頭の部分によって生える量や太ささえ違います、それらを考慮した上でお客様のなりたいイメージに近づけ時には最適なデザインを提案していくこともあります。
私はカウンセリングの時にしばしばこのようにして写真を撮らせて頂くことがあるのですが、これにはSNSに使わせて頂く以外にも目的があります。
鏡に映った自分と写真に写った自分とでは少し印象が違うと思った経験はありませんか?
どちらかというと、鏡よりも写真に撮った時のイメージの方が第三者目線に近いと思うからです。
最後に
私は表参道の美容室で10年以上キャリアを積んでいく中で、お客様の髪の毛や美容の悩みにフォーカスした技術に特化するようになりました。
一人一人のお客様との時間を大切にした、少人数制のスタイルで営業をしています。
インスタグラムに日々のお客様のスタイルもアップしていますので宜しければご覧ください。
オンラインでのカウンセリングも行っていますので気軽にご連絡ください。↓

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